Cisco Proximity を使用すると、ユーザはビデオ会議デバイスの近くにいるときに、ラップトップからコンテンツをワイヤレスで共有したり、通話を発信したり、ビデオ会議デバイスを操作したりできます。
Cisco Proximity が有効になっている場合、ビデオ会議デバイスは超音波ペアリングメッセージを送信します。 これらのメッセージは、Cisco Proximity クライアントとともに周辺のデバイスで受信され、ビデオ会議デバイスと自動的にペアリングされます。
Cisco では、ワイヤレス共有、デバイスのコントロール、ミーティングへの簡単な参加のために、Webex アプリを展開することを推奨しています。 可能ではない場合、Cisco Proximity は、インフラストラクチャに依存することなく軽量でデバイスを中心とした代替案を提供します。
Windows または OS X ユーザ用の Cisco Proximity アプリは、こちらから無料でダウンロードできます。 詳細については、こちらからアプリを使用してください。
Cisco Proximity は、クラウド管理ソフトウェア アップグレードおよび Webex エクスペリエンス最適化 が有効な場合、 デバイス用の Webex Edge でリンクされたデバイスで利用できます。
クラウド ペアリングと近接通信サービスを有効にするCisco Proximityは、クラウドに登録されたデバイスでデフォルトで有効になっています。 Webex Edge for Devices を使用してオンプレミスの登録済みデバイスで有効にするには、次のコマンドを実行します。
1 | デバイスの Web インターフェイスにログインします。 |
2 | [設定(Settings)] > [構成(Configurations)] に移動します。 |
3 | 下にスクロールして、近接通信 > モードを選択します。 オンになっているか確認します。 |
4 | 次に 、CloudProximity > モードに設定します。 |
近接通信が有効になっている場合、ビデオ会議デバイスは超音波ペアリングメッセージを送信します。 コンピュータとビデオ会議端末は同一のネットワーク上にある必要があります。 許可するサービスを選択してください。
コールの発信とビデオ会議デバイスの制御:
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近接通信 > サービス > 呼制御に移動して、[有効(Enabled)]を選択します。
デスクトップクライアントからのワイヤレス共有を許可するには:
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[プロキシミティ(Proximity)] > [サービス(Services)] > [コンテンツ共有(ContentShare)] > [クライアントから(FromClients)] に移動して、[有効(Enabled)] を選択します。