Cisco Room Bar Pro で空間ビデオが有効になっている場合、2 つのカメラ レンズを使用してステレオビデオが送信されます。 ミーティングスペースのこのリアルな 3D ビューは、Apple Vision Pro を使用する Webex ミーティング参加者にリアルなビデオをもたらします。

空間ビデオを有効にする

空間ビデオを使用した最適なエクスペリエンスを実現するために、Room Bar Pro をテーブルの約 0.5 m 上に設置してください。

Room Bar Pro ではデフォルトで空間ビデオが利用できます。

空間ビデオを使用するには、タッチ コントローラーから有効にします。

  1. タッチ コントローラのコントロール パネルを開き、[ デバイス設定] をタップします
  2. [ カメラ] までスクロールして選択します。 次に、[ 空間ビデオ] を選択します
  3. [ 空間ビデオを有効にする] をオンにします

有効にすると、Apple ビジョン Pro がミーティングに参加するたびに、Room Bar Pro は空間ビデオを送信します。

カメラを調整する (オプション)

Room Bar Pro で空間ビデオを初めて有効にした場合は、カメラの調整を実行する必要があります。 カメラのキャリブレーションは必須ではありませんが、強く推奨します。 Room Bar Pro の近くに立ち、タッチ コントローラーを持って、調整するために、カメラの前で動かす必要があります。

  1. 空間ビデオ 設定画面で、[ カメラの調整を開始 ] ボタンをタップします。
  2. タッチ コントローラーは、カメラの近くに立つように通知します。 [ 続行] をタップします。
  3. タッチ コントローラーにパターンが表示されます。 画面上の指示に従って調整を行います。

要件

空間ビデオを使用するには、最小で 6 Mbit/秒のアップリンク帯域幅の設定が必要です。 構成されたアップリンク帯域幅がこの要件を下回る場合、空間ビデオが無効になり、理由を説明する診断メッセージが表示されます。

既知の制限事項

Room Bar Pro で空間ビデオが有効になっている場合、通話に Apple ビジョン Pro が参加していない場合、デバイスは正常に動作します。 しかし、Vison Pro ユーザが Webex 通話に参加すると、すべての参加者に一貫したエクスペリエンスを保証するために、Room Bar Pro は 3D と 2D の両方のビデオ ストリームを送信します。 非 Vison Pro 参加者は同じビューの 2D ビデオを受信しますが、空間ビデオの送信中は、フレーミングやグループなどの他のカメラ機能は無効になります。