キッチンや会議室などの机がない場所では、壁掛け用マウント キットを使用して電話機を壁面に設置できます。取り付ける各電話機のモデルに適した壁掛け用マウント キットがあることを確認してください。
壁面取り付けキット
各壁掛け用マウント キットは電話機モデルに専用のもので、別の電話機には使用できません。電話機を壁面に取り付ける場合は、ご使用の電話機専用の壁掛け用マウント キットを購入してください。
製品番号やその他の詳細情報については、電話機モデルのデータ シートを参照してください。
所有しているマルチプラットフォーム電話機のモデルをチェックするには、[アプリケーション(Applications)] を押して、 を選択します。[モデル番号(Model number)] フィールドに、電話機のモデルが表示されます。
壁掛け用マウント キットのコンポーネント
壁掛け用マウント キットは、ほとんどの壁面(コンクリート、レンガなどの硬い表面)に設置できます。ただし、壁掛け用マウント キットに含まれる部品は乾式壁専用です。その他の壁面に電話機を取り付ける場合は、適切なネジとアンカーをご用意ください。
キットを取り付ける前に、正しいコンポーネントがあることを確認してください。各電話機モデルについて、表と図を参照して、壁掛け用マウント キットの内容を確認してください。
Cisco IP Phone 7811 用スペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
M4 X 25 mm のプラス ネジ X 4 本 |
B |
アンカー X 4 個 |
C |
M3 X 7 mm のセルフタッピング ネジ X 2 本 |
D |
壁面用ブラケット X 1 個 |
E |
電話機用ブラケット X 1 個 |
F |
200 mm のイーサネット ケーブル X 1 本 |
Cisco IP Phone 7800 シリーズ用スペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
M8-18 X 1.25 インチのプラス ネジ X 4 本 |
B |
アンカー X 4 個 |
C |
M2.5 X 6 mm の小ネジ X 2 本 |
D |
電話機用ブラケット X 1 個 |
E |
壁面用ブラケット X 1 個 |
F |
6 インチのイーサネット ケーブル X 1 本 |
Cisco IP Phone 7861 用スペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
M4 X 25 mm のプラス ネジ X 4 本 |
B |
アンカー X 4 個 |
C |
M3 X 7 mm のセルフタッピング ネジ X 2 本 |
D |
電話機用ブラケット X 1 個 |
E |
壁面用ブラケット X 1 個 |
F |
200 mm のイーサネット ケーブル X 1 本 |
Cisco IP Phone 8800 シリーズ用スペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
#8-18 X 1.25 インチのプラス ネジ X 4 本 |
B |
アンカー X 4 個 |
C |
K30 X 8 mm のセルフタッピング ネジ X 2 本 |
D |
電話機用ブラケット X 1 個 |
E |
壁面用ブラケット X 1 個 |
F |
6 インチのイーサネット ケーブル X 1 本 |
Cisco IP Phone 8800 シリーズと 1 台のキー拡張モジュール(36 キー)用のスペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
#8-18 X 1.25 インチのプラス ネジ X 6 本 |
B |
アンカー X 6 個 |
C |
K30 X 8 mm のセルフタッピング ネジ X 3 本 |
D |
電話機用ブラケット X 1 個 |
E |
壁面用ブラケット X 1 個 |
F |
6 インチのイーサネット ケーブル X 1 本 |
Cisco IP Phone 8800 Video シリーズ用スペア壁掛け用マウント キット
品目 |
コンポーネント |
---|---|
A |
#10-12 X 1 インチのプラス ネジ X 4 本 |
B |
アンカー X 4 個 |
C |
#4-40 X 1/4 インチの小ネジ X 2 本 |
D |
電話機用ブラケット X 1 個 |
E |
壁面用ブラケット X 1 個 |
F |
6 インチのイーサネット ケーブル X 1 本 |
G |
ブラケットにオプションのロックが付いている場合は鍵 X 1 個 |
H |
シート メタル ネジ X 1 本(図の表示なし) |
スペア壁掛け用マウント キットを設置する
壁掛け用マウント キットを設置する前に、動作している利用可能なイーサネット接続が近くにあることを確認してください。コネクタが電話機によって覆われている場合は、コネクタを壁に通すか、埋め込む必要があります。
-
壁面用ブラケットを壁面に取り付ける
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電話機用ブラケットを電話機に装着する
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ケーブルを電話機に接続する
-
電話機を壁面用ブラケットに取り付ける
壁面用ブラケットを壁面に取り付ける
始める前に
次の道具を 1 つずつ用意します。
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#2 プラス ドライバ
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レベル
-
鉛筆
1 |
矢印が上向きになるようにブラケットを壁面に設置します。 |
2 |
水準器を使用してブラケットが水平であることを確認します。 |
3 |
鉛筆でネジ穴の位置に印を付けます。 |
4 |
鉛筆で付けた印の中央にアンカーを合わせ、#2 プラス ドライバを使用してアンカーを壁面に押し込みます。アンカーを時計回りの方向に回し、壁面と平らになるまで押し込みます。 |
5 |
付属のネジと #2 のプラス ドライバーを使用して、ブラケットを、アンカーを通して壁面に取り付けます。 |
壁面に取り付けられた壁面用ブラケットの例
次の図は、Cisco IP Phone 7800 および 8800 シリーズの壁面用ブラケットを壁面に取り付ける方法を示しています。
次の図は、キー拡張モジュールを装備した Cisco IP Phone 8800 シリーズの壁面用ブラケットを壁面に取り付ける方法を示しています。
次の図は、Cisco IP Phone 8845 および 8865 シリーズの壁面用ブラケットを壁面に取り付ける方法の手順 2 ~ 5 を示しています。
電話機用ブラケットの装着
電話機を壁面に取り付ける前に、電話機用ブラケットを電話機に装着します。電話機用ブラケットにより、電話機を壁面用ブラケットに装着できます。電話機用ブラケットは電話機の重量に耐えられるだけの強度があります。電話機用ブラケットが電話機にしっかりと装着されていることを確認します。各電話機は多少異なる部分があるため、適切な装着ガイドを参照してください。
始める前に
#1 のプラス ドライバを用意します。
1 |
ハンドセット コードまたはヘッドセット コードは接続したままにしておき、その他のコードを電話機の基底部から取り外します。 |
2 |
電話機用ブラケットを電話機に装着します。ブラケットのタブを電話機の背面にある取り付け用タブに挿入してください。 |
3 |
#1 プラス ドライバを使用してセルフタッピング ネジまたは小ネジで電話機用ブラケットを電話機に固定します。 |
電話機に装着された電話機用ブラケットの例
ケーブルを電話機に接続する
電話機を壁面に取り付ける前に、電話ケーブルを電話機に接続します。
1 |
イーサネット ケーブルを 10/100/1000 SW ネットワーク ポートと壁面のジャックに接続します。 |
2 |
(任意) ケーブルを 10/100/1000 コンピュータ(PC アクセス)ポートに接続します。 |
3 |
(任意) 電源コードを電話機に差し込み、PC ポートの横に付いているクリップでコードを固定します。 |
4 |
(任意) ケーブルの終端が壁面用ブラケットの中にある場合は、ケーブルをジャックに接続します。 |
電話機を壁面用ブラケットに取り付ける
壁面用ブラケットを壁面に取り付けたら、電話機用ブラケットを装着した電話機を壁面用ブラケットに取り付けます。電話機が壁面用ブラケットにしっかりと固定されていることを確認します。各電話機は多少異なる部分があるため、適切な装着ガイドを参照してください。
1 |
壁面用ブラケットの上部にあるタブを電話機用ブラケットのスロットに挿入してください。 ブラケットの外側で終端するケーブルは、ブラケットの底部にある開口部に配線できます(ケーブルは開口部ごとに 1 本ずつ)。 |
2 |
電話機を壁面ブラケットにしっかりと押し付けて、下にスライドします。カチッという音がしてブラケットのタブが所定の位置に収まります。 |
壁面用ブラケットに取り付けられた Cisco IP Phone の例
次の図は、Cisco IP Phone 7800 および 8800 シリーズを壁面用ブラケットに取り付ける方法を示しています。
次の図は、Cisco IP Phone 8845 および 8865 を壁面用ブラケットに取り付ける方法を示しています。
次の図は、キー拡張モジュールを装備した Cisco IP Phone 8800 シリーズを壁面用ブラケットに取り付ける方法を示しています。
壁掛け用マウント キットから電話機を取り外す
壁面用ブラケットにはブラケットを電話機のマウント プレートにロックするタブが 2 個付いています。これらのタブを外さないと、壁掛け用マウント キットから電話機を取り外すことができません。各電話機は多少異なる部分があるため、適切な装着ガイドを参照してください。
始める前に
直径 5 ミリメートルまたは 3/16 インチのプラス ドライバまたは同様の器具を 2 本準備します。
1 |
ドライバまたはその他の器具を電話機取り付けプレートの左右の穴に 1 本ずつ差し込みます。約 3/4 インチまたは 2 センチメートルの深さまで差し込みます。 |
2 |
内側へと強く押して、タブを外します。 |
3 |
電話機を持ち上げて、壁面用ブラケットから外し、電話機を自分の方へ引きます。 |
ロック タブを外す例
次の図は、Cisco IP Phone 7800 および 8800 シリーズのロック タブを外す方法を示しています。
次の図は、キー拡張モジュールを装備した Cisco IP Phone 8800 シリーズのロック タブを外す方法を示しています。
電話機のハンドセット レストを調節する
各 Cisco IP Phone には、電話機のクレードルに取り外し可能な小さなタブが付いています。このタブにより、電話機のハンドセットをクレードルに置く方法が決まります。電話機が壁面に取り付けられている場合や、ハンドセットがフレードルから簡単に滑り落ちすぎる場合は、このタブへのハンドセットの置き方を調整する必要がある可能性があります。
始める前に
約 1.75mm(0.069 インチ)の厚さのコインのようなものを用意します。
1 |
クレードルからハンドセットを取り外します。ハンドセット レストとプラスチック タブの間のスペースにコインの端を置きます。コインを反時計回りにすばやく回転させてタブを取り外します。 |
2 |
タブを 180 度回転させると、突起部分が手前になり、滑らかな背面が下を向きます。 |
3 |
コーナーのノッチを手前に向けて、2 本の指でタブを持ちます。 |
4 |
タブを受け台のスロットに合わせ、タブをスロット内に均等に押し込みます。回したタブの上部から突起が出ている状態になります。 |
5 |
ハンドセットを受け台に戻します。 |