CSV を使用して Webex Calling 要素を一括プロビジョニングする
Webex Calling は、カンマ区切り値 (CSV) ファイルを活用して、プロビジョニング可能な要素をクラウドにすばやくエクスポートおよびインポートします。 ファイルをインポートすることで、Webex Calling システムは、フィールドの値に基づいて、関連する要素を作成、更新、または削除します。
CSV アップロードは以下の規則に従っています。
準備中は、CSV ファイルから列とヘッダーを削除しないでください。 しかし、変更したくない列から値をクリアすることができ、インポート中にCSV内の空白セルは「変更なし」を意味します。
CSV ファイルの各行は、各フィールド間にカンマ (,) を挟んだフィールド値で構成されるレコードを表します。 フィールド内でカンマをエスケープするには、カンマにバックスラッシュ(\)をプレフィックスします。たとえば、「Smith, Barney, and Weston」の値を持つフィールドは、「Smith\, Barney\, and Weston」としてエンコードする必要があります。
CSV の最初の行は、CSV データのヘッダー行で、CSV の後続のデータ行すべてのフィールドの順番と数を指定するフィールド名です。 フィールド数が異なる行はエラーとして拒否されます。
フィールドが空のまま (含まれていない) 場合は無視されます。
設定を削除する場合は、その列に 「REMOVE」 と入力します。
フィールドが必須の場合、各レコードに必ずフィールドを含める必要があります。 含まれていない場合、レコードにエラーのフラグが立ちます。
特定のフィールドはアイデンティティ フィールド (ID) フィールド (識別フィールドとも呼ばれます) として指定されています。 ID フィールドは変更できず、そのレコードの存続期間中は固定されたままとなります。 ID フィールドを変更しようとすると、システムは間違ったID フィールドを持つレコードを識別できないため、多くの場合、そのレコードにエラーがフラグが立ちます。
CSV ファイルは Unicode 文字に対応しています。
CSV インポートでは E.164 番号のみ利用できます。
スプレッドシート エディターの中には、CSV を開くと + 記号が削除されるものがあります。 CSV を更新する際には、テキスト エディターを使用することをおすすめします。 スプレッドシート エディターを使用する場合には、セルの書式をテキストにして、削除された + 記号があれば戻すようにしてください。