暗号化のセキュリティ レベル

Webex アプリでは、ユーザーのデバイス上のメッセージ、ファイル、会議室名を、クラウドに送信する前に暗号化します。 サーバーに到達するコンテンツはすでに暗号化されています。 それはデバイスで復号されるまで、処理及び保存されます。 ただし、ボットや統合などのアプリ内オートメーション ツールにリンクされたメッセージやファイルに対して、または、Box からスペースに送信された Adobe Acrobat PDF や Microsoft Word 文書に対しては、エンドツーエンドの暗号化を提供することはできません。

当社では、ユーザーのデバイスと当社のサーバーの間で転送されるデータを暗号化するためにハイパーテキスト転送プロトコル セキュア (HTTPS) を使用しており、送信者と受信者の身元情報を保護します。

当社のエンドツーエンドの暗号化では高度暗号化標準 (AES)128、AES256、セキュアハッシュアルゴリズム (SHA)1、SHA256、RSA を使用します。

音声、ビデオおよびスクリーン共有については、共有の対象をセキュア リアルタイム トランスポート プロトコル (SRTP) で暗号化します。

Webex スペースのセキュリティ機能

チームとスペースのモデレーターを使用することで、更なるセキュリティを追加できます。 チームワークが機密である場合、スペース内の調整を行うことができます。 モデレーターはスペースにアクセスできる人を管理し、ファイルとメッセージを削除できます。.

スペースに社外の人が含まれる場合は、メッセージエリアの枠、バックグラウンド、アイコン、電子メールアドレスなどのスペース内の領域がハイライト表示されます。

ファイルとメッセージのプライバシー

Webex アプリは高度な暗号化アルゴリズムを使用し、共有および送付するコンテンツを保護します。 Webex スペースのファイルとメッセージを表示できるのは、そのスペースに招待された人または承認された人のみです。

パスワードセキュリティ基準

IT チームはシングルサインオン(SSO)やWebex の従業員ディレクトリとの同期といった、既存のセキュリティポリシーを使用する機能を追加できます。 Webex は会社を退職した従業員を自動的に認識するため、以前の従業員が Webex を使用して企業のデータにアクセスできないようになっています。

社内のセキュリティ基準に合ったパスワードおよび認証を要求するよう、Webex を設定することもできます。 Webex アプリは、Security Assertion Markup Language(SAML)2.0 および Open Authorization(OAuth)2.0 プロトコルを使用する サポートされた ID プロバイダを利用します。