クロスプラットフォームの既知の問題と制限
このセクションには Webex がサポートするブラウザとオペレーティングシステムについての既知の問題と制限が記載されています。その他の既知の問題についての情報は、各サービスのリリースノートを参照してください。
個人用の My Webex フォルダからファイルを共有する
ユーザーは個人用のマイ Webex フォルダーにあるファイルを共有することができなくなりました。しかしミーティング中にファイルをアップロードして提供することは可能です。
Microsoft Office 2007 への対応
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Microsoft Office 2007 で Webex デジタル署名が無効という内容のセキュリティ警告が表示される場合があります。
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Microsoft PowerPoint ファイルの共有ができない場合があります。この問題を解決するには、デバイスの画面共有を行うか、PowerPoint アプリケーションを共有してください。
Microsoft Office 2010 への対応
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UCF Toolkit は、64 ビット版の Microsoft Office 2010 に対応していません。
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Microsoft Office 2010 の新しいアニメーション、転換、3D グラフィックには対応していません。
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64 ビット版の Microsoft Outlook 2010 では会社のアドレス帳を Webex Meetings 連絡先にインポートすることはできません。
Microsoft Office 2013 のサポート
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Microsoft Office 2013 がインストールされている環境で PowerPoint 2013 ファイルの共有を行うと以下の機能には対応しなくなります。
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アニメーションとトランジション
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埋め込みビデオと音声のファイル
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UCF Toolkit
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カスタマイズされた [情報] タブでは、一部のカスタム要素がサポートされていない場合があります。ユーザーがそれがミーティングで適切に表示されていることを確認することをお薦めします。
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一部の状況で以下の問題が発生します:
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スライド中の文字と色がわずかに異なる場合があります。
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一部のグラフィック要素がスライドから抜け落ちることがあります。
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スライド中の字体がぼやけたり、元の字体と異なることがあります。
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シェープのサイズが元のサイズと個なることがあります。
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Microsoft PowerPoint プレゼンテーションのオブジェクトが編集モード時に適切に表示されない場合、スライドショービューから自動的に削除されます。しかし、 ミーティング中にファイルが共有されるとオブジェクトは引き続き表示されます。
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ユーザーはパスワードで保護された Microsoft PowerPoint 2013 ファイルをファイル共有機能で共有することができません。アプリケーション共有またはデスクトップ共有機能を代わりに使用します。
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ユーザーは Windows 8 および 8.1 環境ではファイル共有機能を使って Excel 2013 ファイルを共有することはできません。アプリケーション共有またはデスクトップ共有機能を代わりに使用します。
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ユーザーは Windows 8 および 8.1 (64 ビット版) 環境ではファイル共有機能を使って Word 2013 (64 ビット版) ファイルを共有することはできません。アプリケーション共有またはデスクトップ共有機能を代わりに使用します。
Microsoft Office 2016 サポート
Windows および Mac 環境で Microsoft Office 2016 は Webex に対応していません。しかし、Microsoft PowerPoint プレゼンテーションのファイル共有では時々、エラーが発生することがあります。また一度に複数の PowerPoint プレゼンテーションを共有する場合にアプリが応答しなくなることがあります。
Windows 2000
このリリース以降、Windows 2000 のサポートを終了しています。Windows 2000 のユーザーはミーティングに参加できますが、パフォーマンスは保証されません。
Mac OS
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Mac OS X 10.6 以前のユーザーはミーティングへの接続ができなくなりました。
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Mac PowerPC ユーザーのユーザーはミーティングへの接続ができなくなりました。
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Mac 環境では、Webex ネットワーク録画プレーヤーは録画から MP4 形式への変換に対応していません。
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Webex Meetings for Mac では複数モニターがまだサポートされていません。
Linux (64 ビット) への対応
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64 ビット Linux は、Cisco Webex Meetings ウェブ アプリを通じてサポートされており、uFedora 14.x 以降、opensuse 13.x 以降、18 以降、Red Hat 6 以降、および Debian 8 以降でサポートされています。
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既知の問題および制限:
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Linux の一部のバージョンでは、ビデオ、コンピューターにコールバック、コンテンツ共有の機能を Firefox で利用できるようにするために Cisco が提供している OpenH264 Video Codec を事前にインストールして有効にしておく必要があります。
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コンテンツ共有は、WebRTC 画面共有 API の問題のため、ディスプレイ管理システム (Fedora 25 以降など)として Wayland を使用する Linux バージョンでは機能しません。
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ビデオの送受信は H.264 コーデックの問題のため、Fedora 28 では機能しません。
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Mozilla Firefox 43 以降
Mozilla Firedox 用版 Webex 生産性向上ツールのアドオンは Firefox バージョン 43 以降には対応していません。代わりに Internet Explorer ユーザー使用することをお薦めします。
Citrix XenDesktop および XenApp
最適化されたエクスペリエンスを得るには、Windows および Mac の両方で最新版の Citrix レシーバーを使用してください。
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XenApp は Webex Support に対応していません。
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仮想デスクトップ環境のアーキテクト上の制限により、Webex Meetings でビデオ送信が円滑に機能しないことがあります。さらに、ミーティング中にビデオを送信すると、フレームレートが下がることがあります。これにより、ビデオ送信中はユーザー体験も低下します。
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一部のビデオファイル形式 (WMV、AVI および MP4) は、仮想デスクトップ環境下 Webex Meetings 内で共有できません。これは XenApp の制限に起因します。
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Remote Access および Access Anywhere はサポートされていません。これらのエージェントは、オペレーティング システムの再起動後に Citrix プラットフォームに取り込まれるため、自動的に削除されます。
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ハンズオンラボには対応していません。
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XenApp または XenDesktop で Cisco Webex Meetings ウェブ アプリを使用している時にビデオを受信することはできますが、送信はできません。これはウェブ ブラウザーが VDI 環境下で仮想カメラ端末を検出できないためです。
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XenApp または XenDesktop で Cisco Webex Meetings ウェブ アプリの使用時に [コンピューターを使って通話] を使用すると音声品質の問題が発生する場合があります。VDI 環境下でウェブアプリを使用している時は、[コールバック]、[コールイン]、または [ビデオ システムを使用して通話] のオプションを使用することをおすすめします。
VMware Horizon 7
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XenApp は Webex Support に対応していません。
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仮想デスクトップ環境のアーキテクト上の制限により、Webex Meetings でビデオ送信が円滑に機能しないことがあります。さらに、ミーティング中にビデオを送信すると、フレームレートが下がることがあります。これにより、ビデオ送信中はユーザー体験も低下します。
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Remote Access および Access Anywhere はサポートされていません。これらのエージェントは、オペレーティング システムの再起動後に VMware プラットフォームに取り込まれるため、自動的に削除されます。
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ハンズオンラボには対応していません。
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VMware Horizon 7 で Cisco Webex Meetings ウェブ アプリを使用しているとき、ビデオを受信することはできますが、送信はできません。これはウェブ ブラウザーが Horizon 環境下で仮想カメラ端末を検出できないためです。
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VMware Horizon 7 で Cisco Webex Meetings ウェブ アプリを使用しているときに [コンピューターを使用して通話] を使用すると音声品質の問題が発生する場合があります。Horizon 環境下でウェブ アプリを使用するときは、[コールバック]、[コールイン]、[ビデオ システムを使用して通話] のオプションを使用することをおすすめします。
Mac OS X 10.8 Mountain Lion
Mac OS X 10.8 Mountain Lion 環境で PAC プロキシを使ってミーティングを開始したり参加すると、ミーティングアプリケーションがクラッシュします。これは Apple にレポートされているオペレーティングシステム関連のバグです (Appleバグレポート # 11844696). この問題は Mac OS X 10.8.2 ビルドで修正されています。
Internet Explorer 10 および 11
デスクトップ版の Internet Explorer 10 および 11 の Enhanced Protected Mode には対応していません。このモードではプラグインフリーのブラウザ体験を提供するため、Webex アドオンが無効になり、Active X および Java ダウンロードの方法が使用されます。ユーザーは引き続き、一時フォルダー ソリューションを使ってミーティングに参加できます。あるいは、ユーザーは Enhanced Protected Mode をオフにすることで通常通りにミーティングに参加することができます。
デスクトップ版の Internet Explorer の Compatibility View をオンにすると、一部の Webex ページの読み込みが正しく行われません。管理者がサイトの互換性表示設定を無効にしておくことをお薦めします。
Google Chrome
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一部の Google Chrome ユーザーは Chrome Web Store にアクセスできません。この場合、ユーザーがミーティングに参加するときに Webex Meetings 機能拡張ファイルは自動的にインストールされません。これらのユーザーは、機能拡張の手動ダウンロードとインストールの手順が記載されたヘルプページに移動されます。
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Webex 機能拡張アドオンがインストールされず、エラーメッセージが表示される場合があります。これは、Chrome でポップアップウィンドウが開かないため、インストールが実行されないことが原因です。インテグレーション で、ポップアップウィンドウの代わりに最上部のウィンドウを使用するよう変更する必要があります。