ハンズオンラボマネージャの使用の概要

受講生は実践的な学習や練習のためのトレーニングセッション中に、これらのリモートコンピュータを使用できます。インストラクタはハンズオンラボセッションをコントロールして、効率的で使いやすく、一貫したラボ環境を用意することができます。

ハンズオンラボセッションを設定するとき、主催者はラボをスケジュールし、プレゼンタのためにコンピュータを予約します。その後、主催者はトレーニングセッション内でハンズオンラボを開始します。プレゼンタがコンピュータを参加者に割り当て、マウスをクリックすることでそれらのコンピュータを接続すると、各参加者学習や練習のためにリモートコンピュータの場所で仮想コンピュータを使用できるようになります。

予約済みコンピュータに接続

ハンズオンラボセッションの参加者は、セッションの開始時にプレゼンタが選択したオプションに応じて、割り当てられていないコンピュータまたは事前に割り当てられたコンピュータに接続することができます。

未割り当てのコンピュータに接続する

参加者が各自のリモートコンピュータを選択することをプレゼンタが許可している場合、参加者はセッション内で予約された任意のコンピュータに接続することができます。

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[ハンズオン ラボ] パネルで、接続するコンピューターを選択します。

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[接続] を選択します。

ハンズオンラボマネージャウィンドウは、デスクトップ上の [セッションコントロールパネル] で利用できます。[共有] メニューを使用してリモートコンピュータを操作することもできます。

事前に割り当てられたコンピュータへの接続

プレゼンタがハンズオンラボ参加者に手動でコンピュータを割り当てた場合、参加者のデスクトップにハンズオンラボセッション接続メッセージが表示されます。

リモートコンピュータに接続するには [はい] を選択します。

ハンズオンラボマネージャウィンドウは、デスクトップ上の [セッションコントロールパネル] で利用できます。[共有] メニューを使用してリモートコンピュータを操作することもできます。

ハンズオンラボセッションで音声会議を使用する

ブレークアウトセッション中にお使いのコンピュータまたは電話を使って参加者と通信できます。主催者がメインセッションで設定するすべての電話会議オプションは、ブレークアウトセッションとして適用されます。

  • ハンズオンラボセッションの参加者は、ハンズオンラボセッションのプレゼンタが電話会議に参加するまでは、ハンズオンラボセッションの電話会議に参加できません。

  • メインの音声会議セッションに参加している参加者がハンズオンラボセッションに参加する際は、自動的にメインのハンズオンラボセッションからブレイクアウトセッション音声会議に切り替えられます。参加者は、ハンズオンラボ音声会議に接続している間は、メインセッションで音声会議に参加できません。

  • 音声会議が利用できないか、ハンズオンラボセッションの開始前にメインセッションに対してまだ開始されていない場合、ハンズオンラボセッションの電話会議も無効です。

  • ハンズオン ラボ セッション電話会議に出席中の参加者がハンズオン ラボ セッションから退出すると、その参加者はハンズオン ラボ セッション電話会議から自動的に切断されます。参加者はメインセッションに戻り、[音声] メニューの [音声会議に参加] を選択すると、メインの音声会議に参加することができます。

 

ハンズオンラボセッション中の統合型 VoIP 会議を開始する

ハンズオンラボセッションを開始すると、主催者がメインセッションで設定したすべての音声会議オプションがハンズオンラボセッション中に有効になります。

ハンズオンラボセッションの各参加者に対して、音声会議参加メッセージボックスが自動でセッションウィンドウに表示されます。

統合型 VoIP 会議を使用するには、コンピューターが統合型 VoIP のシステム要件を満たしている必要があります。詳細については、 Webex トレーニング ウェブサイトの ユーザー ガイド ページからアクセスできる音声リリースノートを参照してください。

音声会議ダイアログボックスで、音声会議への参加にコンピュータを使うか、あるいは電話を使うかを決定します。ハンズオンラボセッションが開始しても音声会議ダイアログボックスが表示されない場合は、[音声] メニューから表示させることができます。

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電話から参加する場合は、ダイアログボックスで選択し、[コールバックを受け取る] を選択、電話から流れるガイドに従い操作します。

参加者パネル中の自分の名前のとなりに表示される電話アイコンが、あなたが電話を使って電話会議に参加していることを示します。

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コンピュータで参加する場合は、[参加] を選択します。

[ハンズオンラボセッションマネージャ] パネルの参加者リストのあなたの名前の左側にマイクの記号が表示されます。

ヘッドセットまたは電話アイコンは、ハンズオンラボセッション中に参加者が発言していることを示すために点滅します。

ハンズオンラボセッションの音声会議から退出または終了する

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[参加者] パネルの [音声] ボタンを選択します。

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音声会議ダイアログボックスの [Webex 音声から退出] を選択します。

主催者は [ラボ > ハンズオンラボの終了] の順に選択してハンズオンラボと音声セッションの両方を終了します。

ハンズオンラボマネージャを使用する

プレゼンタがハンズオンラボセッションを開始し、参加者がコンピュータに接続すると、デスクトップ上でハンズオンラボセッションマネージャを利用できるようになります。 [セッション コントロール パネル] で、[ハンズオン ラボ パネル] を選択します。

ハンズオンラボマネージャでは、そのラボに接続している参加者の一覧が表示されます。ハンズオンラボマネージャでは、参加者はコンピュータ間でファイルを転送したり、ヘルプを要求することができます。ハンズオンラボセッションにいるとき、ハンズオンラボコンピュータの前に座っているかのように、自分のコンピュータからハンズオンラボコンピュータを直接使用することができます。

自分の名前のとなりの緑色のコンピュータアイコンが、あなたがハンズオンラボコンピュータに接続していることを示します。

ハンズオンラボセッションでファイルを転送する

ハンズオンラボセッションの間に、ハンズオンラボコンピュータ間で、またはハンズオンラボコンピュータからファイルを転送することができます。ハンズオンラボコンピュータまたは自分のローカルコンピュータ上の、任意の場所にあるファイルを転送することができます。

ファイル転送は、トレーニングセッション中のものと同様の働きをします。

Mac はこの機能をサポートしていません。

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[ハンズオン ラボマネージャ] ウィンドウまたは [共有] メニューから [ファイルの転送] を選択します。

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左側のペイン (ローカルコンピューター) でディレクトリを展開し、ファイルの転送先フォルダを表示します。

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右側のペイン (リモート コンピューター) で転送するファイルが表示されるまでディレクトリを展開します。

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左ペインの転送先フォルダにファイルをドラッグします。

ハンズオンラボコンピュータの操作権限を付与する

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[ハンズオンラボマネージャ] ウィンドウで操作権限を付与する参加者の名前を選択します。操作権限を付与する時にその参加者がコンピュータに接続している必要があります。

参加者名横の緑色のアイコンは、その参加者がコンピュータに接続していることを示します。参加者名横の灰色のアイコンは、その参加者がコンピュータから切断していることを示します。

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[ハンズオンラボマネージャ] ウィンドウで、[操作権限を付与] アイコンを選択します。

ハンズオンラボセッションからの退出およびコンピュータから切断する

[共有] メニューの [ハンズオンラボから退席] をクリックします。セッション進行中、ハンズオンラボコンピューターに再接続するには、予約したコンピューターに接続をご覧ください。

リモートコンピュータから切断するには、セッションコントロールパネルで [メインウィンドウに戻る > コンピュータから切断] を選択します。