サポートされている機能

ウェブ ブラウザーは、標準 Chromium ブラウザーをベースにしています。次の機能が使用可能です。

  • HTML5

  • EcmaScript 6

  • CSS3

  • ウェブ フォント

  • マルチタッチ

  • SVG

  • Canvas

  • Iframes

  • ウェブ ソケット

  • ウェブ アセンブリ

  • ウェブ ワーカー

  • WebGL: WebGL は試験的機能であり、将来変化する可能性があります。WebGL はデフォルトで無効になっていますが、デバイスのローカル Web インターフェイス で有効にできます。

    左側のメニューから [設定] を選択します。[設定] で次を選択します:WebEngine > 機能 > WebGL:オン

  • SipUrlHandler: SipUrlHandler は、デバイスのローカル Web インターフェイス で有効にできます。この設定により、Web ビューベースの機能(Web アプリやデジタル サイネージなど)から SIP コールを直接開始できます。ユーザは、SIP:yourSipUrl というラベルが付いたボタンを選択してコールを開始し、そのコールはデバイスによって発信されます。

    左側のメニューから [設定] を選択します。[設定] で次を選択します:WebEngine > 機能 > SipUrlHandler:オン

制限事項

以下の機能は現在サポートされていません。

  • PDF

  • パスワード マネージャ (Flash など)

  • ファイルのダウンロードとアップロード

  • 通知

  • HTTP ライブ配信 (HLS)

    Cisco デバイスは HTTP ライブ ストリーミング (HLS) をネイティブにサポートしていません。結果として、HLS コンテンツは、通常、Webex からアクセスしたときに、ほとんどの Web サイトでは機能しません。ただし、HLS サポートを有効にするために JavaScript ライブラリを使用している場合、一部のウェブサイトは機能する場合があります。これは、HLS コンテンツが一部のサイトで機能しますが、他のサイトでは機能しないシナリオにつながる可能性があります。ウェブサイト開発者は、この JavaScript ライブラリを実装して HLS コンテンツが機能するように選択することができますが、それなしでは HLS は一般的にサポートされません。


サポートされているウェブ ウィンドウまたはタブは 1 つのみです。ウェブ ページが新しいウィンドウまたはタブでページを開こうとすると、既存のページに置き換えます。


ウェブ アプリを通じてミーティング プラットフォーム上で WebRTC 通話に参加する機能は サポートされていません。WebRTC を有効にして、Google Meet ミーティングまたは Microsoft Teams ミーティングに参加するには、この記事 とこの記事読む必要があります

トラブルシューティング

Web ページで問題が発生した場合は、デバイスのローカル Web インターフェイスから RemoteDebugging をオンにできます。左のメニューから [設定] を選択し、中央のペインの上部から [構成] を選択します。さらに次のいずれかを、選択します。

  • WebEngine > RemoteDebugging: RemoteDebugging では、ラップトップで Chrome デベロッパー コンソールを実行できます。使用後に RemoteDebugging をオフにしてください。RemoteDebugging を使用すると、Chrome デベロッパー コンソールにアクセスし、Web ページで潜在的な問題を特定できます。有効な場合、バナーが画面の一番下に表示され、監視対象のユーザーに警告します。バナーには、ローカルの Chrome ブラウザに入力し、デベロッパー用コンソールを開くことができる URL も表示されます。

  • ウェブ ページがサポートされていない場合、デバイスは通常のハーフ ウェイク モードに直接進み、ウェブ ページを表示する代わりに行います。左側のメニューから [問題と診断] を選択すると、デバイスのローカル Web インターフェイスで詳細を確認できます。

  • 設定されたプロキシは、ウェブ エンジンを含む、システムによって使用される全リクエストに使用されます。ウェブ エンジンはカスタム アップロードされた証明書を使用しない点に注意してください。特定のウェブ ページの表示に問題がある場合、システム プロキシ設定を確認してください。

ユーザーがかなりの量のリソースを消費する Web ページ (デジタル サイネージまたは Web アプリを通じて) を開くと、メモリ不足によるクラッシュが発生する可能性があります。これが発生すると、デバイスのユーザ インターフェイスに、ウェブページがロードできないというメッセージが投稿されます。[問題と診断] メニューで、デバイスのメモリ不足により、デジタル サイネージ Web ページが終了されたことを示すエラーが表示されます。このエラー メッセージは、Control Hub およびデバイスの locel Web インターフェイスに表示されます。

ユーザーは、デバイスで開きたいウェブ アプリまたはウェブ ページに変更を加える必要があります。その後、診断を却下して、エラー メッセージが再表示されるかどうかを再試行できます。