サイト管理の既知の問題と制限
ブランディングとカスタマイズ
新しい Webex ヘッダーはサイズが 75px 以下のブランディング ヘッダーには対応しません。 ブランドサイトのヘッダーの高さが 75px 以下でカスタマイズヘッダーの HTML コードがない場合、システムはヘッダーの高さを自動的に 75px に戻します。
ヘッダーナビゲーションの色が青または暗い色の場合、サイト管理ツールのログインとログアウトのリンクが見えなくなります。
ブランディングの変更を行う場合は、 Ciscoサポートに連絡してください。
Safari ブラウザへの対応
サイト管理は Mac 版 Safari ブラウザに対応していません。
CMR Hybrid (Webex 対応型 TelePresence) ミーティング
CMR Hybrid (Webex 対応型 TelePresence) ミーティングには次の問題があります。
ビデオの帯域幅に絡む問題を回避するために、サイト管理者は CMR Hybrid ユーザーのために次のサイト管理オプションが設定されていることを確かめてください:
Webex VoIP およびビデオ接続で、自動暗号化 UDP/TCP SSL オプションが選択されていること。
の順に選択し、最大ビデオ帯域幅オプションにチェックを入れます。 これによりミーティング中の最大ビデオフレームレートを設定できます。 既定では 15fps です。
OneTouch TelePresence オプション下で、Webex サポートにより、変更しないよう求められている場合を除き、TelePresence 帯域幅コントロールが有効になっていることを確実にします。
ミーティングオプション下で HD ビデオがオンになっていることを確実にしておくことで、360p 以上の解像度を送信することができます。
CMR Hybrid ミーティングで推奨する帯域幅設定についての詳細情報は、Cisco TelePresence Management Suite (TMS) 設定ガイドページの Cisco Collaboration Meeting Rooms (CMR) Hybrid 設定ガイドページを参照してください。
サイト管理者はサイト上で Webex Meetings PRO TelePresence のセッションタイプが有効になっていることを確実にします:
Webex Meetings PRO TelePresence セッションタイプでは、Microsoft Outlook と Webex 生産性向上ツールの連携と標準的な Outlook と Webex のインテグレーションでユーザーに異なるインターフェイスが提供されます。
サイト上の既存ユーザーに CMR Hybrid を使わせたい場合、Webex Meetings Pro TelePresence セッション タイプをバッチ使用で有効化する必要があります。これは自動的に有効になることはありません。
サイトが CMR Hybrid に有効になると、既定の新規ユーザーの Webex Meetings PRO TelePresence セッションタイプサイト管理オプションのチェックボックスに自動的にチェックが入ります。 新規ユーザーに CMR Hybrid を自動的に有効にしたくない場合は、新規ユーザーの既定のチェックボックスにチェックを入れないでください。
Webex Meetings TelePresence セッションタイプをベースに新たなカスタムセッションタイプを作成することもできます。
サイト管理者は Webex 生産性向上ツールの CMR Hybrid ユーザー インターフェイスには変更を加えることはできません。 例えば、管理者が Outlook 連携内の CMR Hybrid Meeting オプションにブランディングの変更を行えたり、ミーティングオプションパネルの情報や TelePresence または Webex アドバンスト設定ダイアログボックスを非表示にしたりすることもできません。また、ユーザーがビデオコールに参加できる人数を制限することもできません。
画面共有 (旧デスクトップ共有) およびアプリケーション共有は CMR Hybrid ミーティングに対応していますが、ファイル共有、注釈、ホワイトボード共有などの一部の標準的な機能は対応していません。
録画が CMR Hybrid ミーティングに対応しましたが、次の既知の問題と制限があります。
CMR Hybrid ミーティングの録画は MP4 形式です。 ビデオは 360 p の解像度で録画されます。
ユーザーが録画を再生すると、画面共有、アプリケーション共有、アクティブスピーカーのビデオカメラ映像、参加者リスト、チャット、投票を見ることができます。 ユーザーが録画をダウンロードした場合は、画面共有、アプリケーション共有、音声が 1 個の MP4 ファイルとなり、アクティブスピーカーのビデオカメラ映像、参加者リスト、チャット、投票は含まれません。
十分な帯域幅を確保できない場合、Webex ビデオ会議および CMR Hybrid ミーティングでのプレゼンテーション共有およびデータ共有の画質が XGA (1024 x 768) での 5fps まで下がります。 TelePresence システムではレターボックス形式がユーザーに表示されます。 すべての Webex 参加者が 2 Mbps を保持している限り、最大で 720 p の解像度までサポートされます。データ共有では 4:3 と16:9 の両方で TelePresence システム画面全体をカバーすることができ切り落としは発生しません。 すべての Webex 参加者が 3 Mbps を保持している限り、TelePresence Server 4.1 および Conductor XC 3.0 で 1080 p の解像度をサポートします。 ミーティング中の参加者が最小帯域幅を満たさない場合、すべての参加者で下位のデータ共有解像度まで落とされます。 例えば、1080 p 解像度が使用されており、一人の参加者の帯域幅がしきい値を下回った場合、すべての参加者に対しミーティングの解像度が 720 p に下げられます。 また、TelePresence Server 4.1 および Conductor XC 3.0 が使用されている場合、通常 1080 p に対応します。しかし参加者の一人が 3 Mbps に満たない場合、データ共有の解像度がすべての参加者に対し 720 p に下げられます。 TelePresence システムから TelePresence システムへのデータ共有の画質は変わりません、解像度は TelePresence Server または Cisco TelePresence MCU シリーズの設定により異なります。 Webex アプリケーションから Webex アプリケーションへのプレゼンテーションおよびデータ共有の画質は良いものとなっています。 これらのプレゼンテーションおよびデータ共有の制限は Webex のみのミーティングには適用されません。専用のレンダリング形式が使用されるためです。
対応するビデオ システムとアプリケーションの一覧は、「Webex Meetings ビデオの互換性とサポート」を参照してください。
画面共有 (旧デスクトップ共有) およびアプリケーション共有は CMR Hybrid ミーティングに対応していますが、ファイル共有、注釈、ホワイトボード共有などの一部の標準的な機能は対応していません。
Cisco TelePresence Management Suite (Cisco TMS) バージョン 14.4 以降、管理者は Cisco TMS の設定で TelePresence 参加者が CMR Hybrid ミーティングにスケジュール時刻の最大 5 分前から参加できるよう指定することができます。 TelePresence は最初の TelePresence 参加者がミーティングにダイヤルインするまではミーティングに参加しません。 Cisco TMS はミーティングのスケジュール開始時刻になるまでは Webex にダイヤルアウトしません。 詳細については、Cisco TelePresence Management スイート (TMS) の構成ガイドページの Cisco Collaboration Meeting Rooms (CMR) ハイブリッド構成にある「Cisco TMS の会議設定の構成」セクションの「先の参加を許可する構成」を参照してください。
CMR Hybrid ミーティングは [VoIP のみ] 音声に対応していません。
大規模な CMR Hybrid ミーティングのスケジューリングには管理者による許容量制限の設定が必要です。 スピーカーを除く全員をミュートにするには、参加者は Webex と TelePresence の両方でミュートになる必要があります。
Webex アプリケーションでは主催者が Webex 参加者をミュートにできます。
TelePresence システムでは、主催者は他の TelePresence 参加者をミュートにできます。管理者は TelePresence Server 経由で TelePresence 参加者をミュートにすることができます。