Cisco Unified Communications セルフケアポータルから、電話の機能や設定をカスタマイズし、制御できます。

管理者は、セルフケアポータルへのアクセスを制御します。 また、ユーザがセルフケアポータルにアクセスできるように、情報を提供する必要があります。

ユーザがセルフ ケア ポータルにアクセスするには、Cisco Unified CM Administration を使用してそのユーザを標準のエンド ユーザ グループに追加する必要があります。

エンド ユーザには、必ず、セルフケアポータルに関する次の情報を提供してください。

  • アプリケーションにアクセスするための URL。 この URL は、次のとおりです。

    https://<server_name:portnumber>/ucmuser/(server_name は Web サーバーがインストールされているホスト、portnumber はホストのポート番号です)。

  • アプリケーションにアクセスするためのユーザー ID とデフォルト パスワード。

  • ユーザがポータルを使用して実行できるタスクの概要。

これらの設定値は、ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加したときに入力した値と同じです。

詳細については、お使いの Cisco Unified Communications Manager リリースのマニュアルを参照してください。

セルフケア ポータルへのユーザのアクセスの設定

セルフケアポータルにアクセスするには、事前にアクセスを許可しておく必要があります。

1

[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、[ユーザの管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。

2

ユーザーを検索します。

3

ユーザー ID リンクをクリックします。

4

ユーザのパスワードと PIN が設定されていることを確認します。

5

[アクセス許可情報(Permission Information)] セクションで、[アクセス制御グループに追加(Add to Access Control Group)] をクリックし、[標準の CCM エンド ユーザ(Standard CCM End Users)] を選択します。

6

[選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。

7

[保存] をクリックします。

セルフケア ポータルの表示のカスタマイズ

セルフケアポータルにはデフォルトでほとんどのオプションが表示されます。 ユーザは、有効にされたパラメータを確認し、デバイスでサポートされている設定のみを変更できます。

この設定値は、サイトのすべてのセルフケアポータル ページに適用されます。

1

Cisco Unified CM の管理で、[システム(System)] > [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameters)] を選択します。

2

[セルフ ケア ポータル(Self Care Portal)] セクションで、[セルフ ケア ポータルのデフォルトのサーバ(Self Care Portal Default Server)] フィールドを設定します。

3

対応するパラメータを True または False に設定すると、セルフ ケア ポータルの設定が表示または非表示になります。

4

[保存] をクリックします。