概要

Control Hub では、複数の配信チャネルを通じて Webex 展開全体のさまざまなイベントに関するアラートを作成、管理、受信するためのアラート センターを用意しています。 現在アラート センターでサポートされている配信チャネルは、メール、Webex アプリ スペース、および Control Hub です。

今回、Webhook がその他の配信チャネルとして追加されました。 Webhook を利用することで、管理者は、異なるコラボレーション アプリ、IT サービス管理 (ITSM) ツール内のチケット システム、カスタム ダッシュボード、または、その他 Webhook をサポートするアプリケーションで生成されたアラートを使用できるようになります。

管理者は Control Hub 内で Webhook コールバック URL を指定できます。 コールバック URL を指定すると、新規または既存のアラートに対するルール内で、Webhook オプションを追加配信チャネルとして選択できます。 Webhook を設定する手順については、以下を参照してください。

アラート Webhook の JSON 要素は、次の例のようになります。

{

"orgId": "1ab23cde-4567-890f-1234-gh56ijk07l891",

"title": "title",

"summary" : "notification for a test alert",

"actionUrl" : "www.actionURL.com",

"severity" : "HIGH",

"eventType" : "created",

"resourceType": "ControlHubAlerts",

"type": "Meeting",

"subtype": "Live Meeting Monitoring",

}

Webhook コールバック URL を設定する

Webhook を使用するためのルールを有効にする前に、Webhook コールバック URL を追加する必要があります。

1

https://admin.webex.com の顧客ビューから [組織の設定] に移動します。

2

[アラート] セクションまでスクロールします。

3

[Webhook コールバック URL] の下に使用する URL を追加します。


 

Webhook のセキュア トークンを追加することを選択することもできます。 このブログを表示するに移動して、安全なトークンの詳細を確認してください。

アラートのWebhook コールバック URL オプション
4

[保存] をクリックします。

ルールで Webhook を有効にする

Webhook URL の設定後、Webhook を配信チャネルとして使用するためのルールを設定できます。

1

https://admin.webex.com の顧客ビューから [アラート センター] に移動し、[管理] をクリックします。

2

[すべてのルール] タブでルールを選択します。

3

[配信メソッド] セクションで [Webhook] チェックボックスをオンにします。

4

[保存] をクリックします。