マルウェア対策の保護

拡張セキュリティ パックを使用すると、Webex アプリにアップロードされたファイルのマルウェア対策スキャンを有効にできます。Webex のマルウェア対策では、Cisco Talos ClamAV の機能を利用しています。

ユーザーが Webex アプリでファイルをアップロードすると、ファイルに対してマルウェア スキャンが実行され、ファイルが感染している場合は、ファイルのダウンロードとプレビューができなくなります。ファイルが最初にアップロードされると、評価のために自動的に検疫され、ユーザーは評価期間中にファイルをダウンロードまたはプレビューすることができません。

サポートされるバージョン

マルウェア対策は、次のバージョンの Webex アプリでサポートされています。

  • Windows 版 Webex アプリ 3.0.14375.0 以降

  • Mac 版 Webex アプリ 3.0.14375.0 以降

  • iPhone または iPad 版 Webex アプリ 4.9 以降。

ユーザーが古い Webex アプリまたは Android 版 Webex アプリから感染したファイルをアップロードすると、ファイルは隔離されますが、ファイルが感染している旨のメッセージは表示されません。

注意点

  • 過去にアップロードしたファイルに対しては、スキャン機能が作動しません。マルウェア対策スキャンを有効にした後にユーザーがアップロードしたファイルは、すべてスキャンされます。

  • スキャン エンジンで新しいマルウェア署名が利用可能な場合でも、スキャンは以前アップロードしたファイルをチェックまたは再確認できません。

  • スキャン機能は、ユーザーの組織が所有するスペースにアップロードされるすべてのファイルをスキャンします。これには、外部ユーザーとのグループ スペースや 1 対 1 のスペースも含まれます。

  • マルウェア対策保護をしている組織のユーザーは、常にマルウェアから保護されます。

  • 上述のポイントは、マルウェア対策がされていない外部組織が所有するスペースのユーザーを対象としています。

    • あなたの組織はマルウェア対策をしているため、組織のユーザーによってアップロードされたファイルはすべてスキャンされます。これには、ユーザーが外部組織のグループ スペースや 1 対 1 のスペースにアップロードするファイルも含まれます。

    • マルウェア対策がされていない組織のユーザーがグループ スペースにファイルをアップロードする場合、ユーザーもスペースを所有する組織もマルウェア対策をしていないため、アップロード時にファイルはスキャンされません。

      ユーザーがそのファイルのダウンロードを試みたときに、ファイルがスキャンされます。

マルウェア対策の保護を有効にする

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https://admin.webex.com/ で Control Hub にサインインし、[メッセージング] ページを開きます。

2

[マルウェア対策ファイルのスキャン] までスクロールして、 ウイルスとマルウェアの保護を有効にします。

マルウェア対策スキャン履歴を表示する

1

https://admin.webex.com/ で Control Hub にサインインし、[メッセージング] ページを開きます。

2

[マルウェア対策ファイルのスキャン] までスクロールして、日付範囲を選択します。

  • 最終日
  • 先週
  • 先月
  • 最近 3 か月
  • カスタマイズ

ページが自動的に更新されて、その期間中にスキャンされたファイル数と感染したファイル数が表示されます。

3

[CSV のダウンロード] をクリックして、ファイルの詳細とスキャン結果に関するレポートを取得します。

問題の報告

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ウイルス対策スキャンの問題を報告するには、次の選択肢があります。

マルウェア対策エンジンのサポート チームがリクエストを処理します。
2

報告した問題が報告後 48 時間が過ぎても持続する場合は、Cisco Technical Assistance Center (TAC) に連絡してください。

TAC に連絡するには?