ミーティング参加者は、ミーティングの参加者だけがアクセスできる共通のミーティング暗号化キーを作成できます。 Webex サービスはミーティング キーにアクセスできません。 詳細については、「Webex ミーティングの ID 検証によるエンドツーエンド暗号化」を参照してください。

クライアントから Webex サーバーに流れるメディア ストリームは、Webex ファイアウォールを通過した後に復号化されます。 Cisco はその後、将来の参照のためにすべてのメディア ストリームを含むネットワークベース録画を提供できます。 Webex は、メディア ストリームを他のクライアントに送信する前に再暗号化します。 しかし、より高いレベルのセキュリティを必要とする企業にとって、Webex はエンドツーエンドの暗号化も提供します。 このオプションを使用すると、Webex クラウドは通常の通信の場合と同様に、メディア ストリームを復号化しません。 代わりに、クライアント・サーバー通信のための TLS (Transport Layer Security) チャネルを確立します。 さらに、すべての Webex クライアントはキーペアを生成し、公開キーを主催者のクライアントに送信します。

ホストは、CSPRNG (Cryptographically Secure Pseudo-Random Number Generator) を使用して対称キーを生成し、クライアントが送信する公開キーを使用してそれを暗号化し、暗号化された対称キーをクライアントに送信します。 クライアントによって生成されたトラフィックは、対称キーを使用して暗号化されます。 このモデルでは、トラフィックは Webex サーバーでデコードできません。 このエンドツーエンド暗号化オプションは、Webex Meetings および Webex Support で利用できます。

E2EE と Cisco Secure Real-Time Collaboration の詳細については、セキュリティホワイトペーパーを参照してください。