Mac で Cisco Webex 生産性向上ツールを使用して Microsoft Outlook からミーティングをスケジュール、編集、キャンセルできます。 ミーティングをスケジュールするための前提条件について学び、スケジュールできるさまざまなタイプのミーティングについて調べます。
Mac 版生産性向上ツールのサポート終了
Microsoft が 5 月中旬から Mac 版 Outlook でインジェクションベースのプラグインをブロックする予定のため、Mac 版生産性向上ツールの最終リリースは 41.5 になります。 Webex の使用を希望する Mac ベースの Outlook をご利用のお客様は、Cisco Webex スケジューラに移行してください。
Webex 生産性向上ツールは、39.10 以降の Webex Meetings デスクトップ アプリとは別のものです。 生産性向上ツールでは 41.2 以降、IBM Lotus Notes、IBM Sametime、Microsoft Lync、Internet Explorer、Skype for Business との連携はサポートされなくなりました。
ミーティングをスケジュールするための前提条件
Microsoft Outlook への Webex 生産性向上ツールのインテグレーションを使って Webex ミーティングをスケジュールしたり予定を入れたりすることができます。手順はほぼ同じです。
次のことに注意してください。
生産性向上ツールでは、Webex サイトで利用できるミーティングのスケジューリング機能のすべてを利用できるわけではありません。 これには一部の繰り返しパターンも含まれます。 詳細については、「Webex と Outlook のインテグレーションで使用できる繰り返しパターン」を参照してください。
Outlook からミーティングをスケジューリングする場合、ミーティングのタイムゾーンがお使いのコンピューターと一致している必要があります。場合により、Webex サイトで設定しているタイムゾーンとは異なることがあります。
Webex Meetings をスケジュールする
1 | Microsoft Outlook の [ホーム] リボンで [Cisco Webex] に移動し、[Webex ミーティングのスケジュール] をクリックします。 |
2 | [宛先] をクリックしてミーティングに招待する相手を選択します。 |
3 | [議題] と [場所] を追加します。 WBS40.9 以降のサイトで共同主催者やブレイクアウト セッションなどの高度なミーティング機能を追加するには、[設定の変更] をクリックします。 |
4 | [送信] をクリックします。 ミーティングをキャンセルせずに Webex ミーティングを削除するには、まずミーティングを開き、[Webex を取り消す] または [パーソナル会議室を取り消す] をクリックします。 それから更新を送信すれば完了です。 |
パーソナル会議または音声のみのミーティングをスケジュールする
1 | Microsoft Outlook の [ホーム] リボンで [Cisco Webex] に移動し、[パーソナル会議室のミーティングのスケジュールまたは音声のみのミーティングのスケジュール] をクリックします。 |
2 | [宛先] をクリックしてミーティングに招待する相手を選択します。 |
3 | [場所] を追加して [送信] をクリックします。 |
パーソナル会議室ミーティングをスケジュールする
パーソナル会議室はあなた専用の仮想会議室です。 24 時間アクセスでき、事前予約の必要がありません。 パーソナル会議室のミーティングをスケジューリングすると、ミーティングはパーソナル会議室内で開催され、参加リンクはパーソナル会議室 URL となります。
1 | Microsoft Outlook の [ホーム] リボンで [Cisco Webex] に移動し、[パーソナル会議室のミーティングのスケジュール] をクリックします。 |
2 | [宛先] をクリックしてミーティングに招待する相手を選択します。 |
3 | [場所] を追加して [送信] をクリックします。 |
ミーティングのスケジュールを編集する
Outlook への Webex のインテグレーションを使ってスケジュールしたミーティングは Outlook からいつでも編集できます。 たとえば、開始時刻の変更、新規パスワードの指定、別の電話会議オプションの選択などの操作を実行できます。
ミーティングのスケジュールを編集すると、Outlook インテグレーションは、ミーティングに招待した出席者に更新されたミーティング招待状を送信し、さらに Webex サイト上のミーティング情報も更新します。
繰り返しの Webex ミーティングの 1 回分のスケジュールに変更を加える場合に Microsoft Outlook を使用すると、その変更は Webex サイトでも表示されます。 |
1 | Microsoft Outlook カレンダー上で、スケジュール済みミーティングの項目を開きます。 |
2 | 以下のいずれかの作業を行うことができます:
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3 | 必要に応じて以下のいずれかの作業を行います:
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ミーティングのスケジュールをキャンセルする
Outlook インテグレーションを使ってミーティングをスケジュールした場合は Outlook からミーティングを取り消すことができます。
[Webex ミーティングの取り消し]、[パーソナル会議室の取り消し]、[パーソナル会議の取り消し] のボタンを Outlook の Webex ツールバーから使って、Outlook の会議または予定から Webex 情報をキャンセルまたは削除できます。 例えば、Webex ミーティングをスケジュール済みで、パーソナル会議室のミーティングに変更したい場合など、Webex ミーティングのタイプを変更する場合にこの操作を行います。
|
次の方法を使えば、Microsoft Outlook カレンダーからもミーティングを取り消すことができます。
1 | Microsoft Outlook カレンダー上で、スケジュール済みミーティングの項目を開きます。 |
2 | [取り消す] を選択します。 |
3 | 確認のメッセージで [はい] を選択します。 |
4 | [キャンセルを送信してミーティングを削除] を選択します。 |
Webex と Outlook のインテグレーションで使用できる繰り返しパターン
次の表では Webex の繰り返しパターンと Microsoft Outlook の繰り返しパターンの差異を示します。
タイプ |
Outlook オプション |
Webex Meeting のオプションに変換 |
---|---|---|
毎週 |
[X] 週ごと: [日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日] |
Webex Events および Webex Training セッション: 毎週の: [日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日] Microsoft Outlook で 2 週間以上の間隔で繰り返すミーティングをスケジュールすると、Outlook では指定したとおりにミーティングがスケジュールされますが、Webex サイトでは毎週繰り返すミーティングとして表示されます。 週の開始はデフォルト値の日曜日となります。 カスタマイズには対応していないため、別の曜日で週を開始させたい場合、週の開始は Webex サイトと同期されなくなります。 |
毎月 |
毎月 の [1 日、2 日、3 日、4 日、最終日] には対応なし |
サポートなし |
[第 1、第 2、第 3、第 4、最終] の平日または週末 |
サポートなし |
|
年ごと |
[1月....12月] の [第 1、第 2、第 3、第 4、最終週の][曜日、平日、週末] |
対応なし |
種類 |
Outlook オプション |
Webex パーソナル会議のミーティングに変換するオプション |
---|---|---|
毎月 |
[y] か月ごとの [X] 日 |
毎月 [x] 日。 |
[第 1、第 2、第 3、第 4、最終] の平日または週末 |
サポートなし |
|
年ごと |
毎年 [1 月~ 12 月] [1 ~ 31 日] |
サポートなし |
[1月....12月] の [第 1、第 2、第 3、第 4、最終週の][曜日、平日、週末] |
サポートなし |
|
[1 月....12 月] の [第 1、第 2、第 3、第 4、最終週の] [日曜日、 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日] には対応なし |
サポートなし |
|
終了日 |
終了日未定。 |
期間が 1 年以上の場合に 1 年となります。 |
[x] 回後に終了。 |
期間が 1 年以上の場合に 1 年となります。 |
|
[日付] に終了 |
期間が 1 年以上の場合に 1 年となります。 |