サポート セッションで顧客のコンピューターをコントロールするとき、画面の表示をコントロールし、カラー モードを指定し、コンピューターからドキュメントを印刷できます。
顧客コンピューター上のドキュメントを印刷する
サポートセッション中、顧客のアプリケーションまたはデスクトップをリモート操作している時に次の操作を実行できます:
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顧客のコンピューター上にあるドキュメントを開く。
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あなたのローカル コンピューターに接続されているプリンターで印刷する。
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リモート コンピューターで、印刷したいドキュメントを開きます。 |
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印刷オプションを開いてプリンタのリストを表示したら印刷オプションを指定します。 |
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ドキュメントを印刷します。 |
顧客のデスクトップまたはアプリケーションの表示を操作する
顧客のデスクトップ/アプリケーションを見たりリモート操作している時に次のオプションを選択することができます。 これらのオプションにって共有されたアプリケーションやデスクトップの表示方法が決定されます:
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共有デスクトップまたはアプリケーションをフルスクリーン表示または標準のウィンドウに表示する。 フルスクリーン表示にすると、画面全体に共有アプリケーションまたはデスクトップが表示されます。タイトルバーやスクロールバーは表示されません。
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共有デスクトップまたはアプリケーションをフルスクリーン表示または標準ウィンドウに合うようにサイズを合わせる。
サイト管理者があなたのユーザー アカウントのデフォルト表示を設定します。
また、顧客はデスクトップまたはアプリケーションの参照/操作時に、これらのオプションを指定することができます。
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次のいずれかの作業を行ってください:
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表示されるメニューから、[表示] を選択し、 次に共有デスクトップまたはアプリケーションを表示するためのオプションを選択します。 |
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共有デスクトップおよびアプリケーションの表示に関する画面サンプリングオプションを使用している場合、共有デスクトップ/アプリケーションの表示色数を指定することもできます。 詳細は次を参照してください。共有デスクトップおよび共有アプリケーションのカラーモードを指定する |
共有デスクトップおよび共有アプリケーションのカラーモードを指定する
顧客のデスクトップ/アプリケーションの表示、操作時に、次のいずれかのカラーモードを選択することができます。
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256 色: 共有デスクトップ/アプリケーションを 256 色で表示します。 このオプションは、[ハイカラー] オプションと比べて共有時に帯域幅が少なくてすみますが、画像品質は低下します。 そのため、顧客がダイヤルアップ接続でサポートセッションに参加しているような場合に、このオプションが役立ちます。
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ハイカラーモード (16ビット): あなたの画面上のビューアの共有デスクトップ/共有アプリケーションを 16-bit で表示します。 このオプションは、[256 色] オプションと比べてより帯域幅を消費しますが、画像品質は向上します。
デフォルトのカラーモードは、サイト管理者がユーザーアカウントに対して設定します。
また、顧客はデスクトップまたはアプリケーションの参照時またはコントロール時に、カラーモードを指定することができます。
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次のいずれかの作業を行ってください:
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表示されるメニューから、[カラーモード ] を選択し、 次にカラーオプションを選択します。 |
デスクトップおよびアプリケーションの共有
ここでは、サポートセッション時に効率的にソフトウェアを共有するために役立つヒントを説明していきます。
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デスクトップおよびアプリケーション共有のパフォーマンスを向上するには、必要のないアプリケーションはすべて閉じるように顧客に指示してください。 アプリケーションを閉じることで顧客コンピューターのプロセッサとメモリの消費量を抑えることができます。 これにより、セッション中に顧客のクライアントソフトウェアはイメージを速く転送します。 さらに、共有に最大限の帯域幅を使用することができます。顧客には帯域幅を消費するアプリケーションを閉じるよう要請します。 これには、インスタントメッセージ、チャットプログラム、ウェブから音声や動画を受信するプログラムなどが含まれます。
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アプリケーション共有時に、顧客コンピューターのデスクトップ上で共有しているアプリケーションが他のウィンドウで隠された場合、こちら側の画面には斜交平行線模様が表示されます。 このような場合は、顧客に不要なウィンドウを閉じるように指示してください。
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共有ソフトウェアの表示色数を減らすことにより、デスクトップまたはアプリケーション共有時のパフォーマンスを向上させることができます。
詳細は次を参照してください。共有デスクトップおよび共有アプリケーションのカラーモードを指定する
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アプリケーションまたはデスクトップを共有する場合は、あなたと顧客の両方で高速インターネット接続を使用することをお勧めします。 どちらかがダイヤルアップインターネット接続を使用している場合、共有アプリケーションの表示や操作時に遅延が生じる可能性があります。 このような場合は、表示品質を調整してパフォーマンスを向上させてください。
共有デスクトップおよび共有アプリケーションに注釈を付ける
あなたのデスクトップまたはアプリケーションを共有したり顧客のデスクトップやアプリケーションを表示したり操作する際に、注釈ツールを使用して共有画面中に線を引いたり情報を加えたりすることができます。
サポートセッションのすべての参加者はあらゆる注釈を確認することができます。
顧客がリモート操作を実行している時にデスクトップやアプリケーションに注釈を加えたい場合、アプリケーションまたはデスクトップの操作権限を取り戻してください。 こうしないと [注釈] パネルは開きません。 |
注釈モードから共有デスクトップまたはアプリケーションの使用またはリモート操作を行うには、まず注釈モードを終了する必要があります。
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デスクトップまたはアプリケーションの共有中に表示されるアイコントレイで [注釈] アイコンを選択します。 アイコン トレイに[注釈]ボタンが表示されない場合、 を選択します。 注釈モードが開始されます。マウスポインタがハイライトツールに代わり、注釈を付けることができるようになります。
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(オプション) 注釈パネルで別のツールを選択すれば次のことが実行できます:
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注釈モードを停止するには、パネルのタイトルバーを右クリックして [パネルを閉じる] を選択します。 |