Board の [設定] メニューを使用して、次の情報を見つけることができます。

  • メディア統計情報

  • ネットワーキング診断

  • Cisco Webex サービスの状態

  • 問題とログ

シスコサポートに連絡する方法については, 「サポートに連絡」を参照してください。

設定メニューを開き、基本的な詳細を見つける

Board の [設定] メニューで、Board モデルや使用している RoomOS バージョンなどの基本情報を確認できます。

1

[設定] メニューを開くには、画面の右側からスワイプするか、 ボタンをクリックします。次に [ 端末の設定] をタップします

2

このデバイスについてをタップしてボードのモデル、シリアル番号およびソフトウェアバージョンの情報を検索します。

ネットワーク接続を確認する

[ネットワーク接続] 画面には、Board のイーサネットや Wi-Fi 設定などの詳細が表示されます。

1

Board の設定メニューを開きます。

2

[ ネットワーク接続] までスクロールしてタップします

サービスを確認する

問題と診断画面をチェックして、基本的なサービスが機能していることを確認します。

Cisco Webex の現在の状態を確認し、進行中の問題があるかどうかを確認するには、 https://status.webex.com に移動します

1

Board の設定メニューを開きます。

2

[問題と診断(Issues and diagnostics)] をタップします。

3

Webex 接続の詳細を確認し、Webex 接続テストを実行してください。

4

項目のとなりに緑のチェックマークが表示されない場合、サービスが正常に動作していません。 その場合は, シスコのサポートにご連絡ください。 「サポートに連絡」をご覧ください。

ログをアップロードする

Cisco TAC エンジニアから要求された場合、 [問題と診断 ] 画面でログを Cisco Webex クラウドにアップロードできます。 これらのログは, デバイス上で発生する問題の診断と解決を助けるために使用できます。 拡張ロギングを有効にすることもできます。 拡張ロギングでは, コールまたはワイヤレス プレゼンテーション中に発生するメディア品質の問題に役立つ情報を収集します。

Webex 接続の詳細を確認し、Webex 接続テストを実行することもできます。

1

Board の設定メニューを開きます。

2

[問題と診断(Issues and diagnostics)] をタップします。

超音波干渉に問題がある場合, [問題と診断(Issues and diagnostics)] 画面の上部に警告が表示されます。 超音波干渉は, ルーム内に別の超音波信号を生成する別のデバイスがあるときに発生します。 この信号は、会議室で Cisco Webex アプリを検出するためにボードが送信する超音波と干渉することがあります。
3

拡張ロギングを切り替えます。 収集した情報は他のログと一緒に保存され, 次の手順を実行することによって Cisco Webex Cloud に送信することができます。

4

[ログの送信(Sends logs)] をタップし, Cisco Webex Cloud にデバイスのログをアップロードします。

5

ログがアップロードされたときに表示されるログ ID をコピーします。 これらのログを特定してダウンロードできるように、 管理者または TAC エンジニアにログを提供します。

通話品質を確認する

通話品質の問題が発生した場合は、オーディオおよびビデオストリームの統計情報について [メディア(Media)] 画面で確認できます。 この情報により、通話中にパケット損失が発生しているかどうかを確認できます。

1

通話中に、Board の [ 設定 ] メニューを開きます。

2

[問題と診断 ] をタップします。 [ 通話情報] までスクロールしてタップします。

3

[メディア] 画面には、アクティブな発言者に関する情報のみが表示されます。

カメラが正常に動作していない

セルフビューで、Board のカメラが適切に動作していることを確認できます。 セルフビューでは、お使いのカメラが他のミーティング参加者に送信しているビデオを見ることができます。

ベスト オーバービュー診断も使用できます。 これらの診断では、フルフレームカメラセンサーで見られるような完全なイメージを表示できます。 顔が検出されていることや, 特定のスピーカーにフォーカスしているときにカメラがトリミングした領域も確認することができます。 顔は, 次の色分けされた正方形で検出されます。

表 1. ベストオーバービューの色分けされた四角

タイプ(Type)

説明

顔を鮮明に検出しています。

顔を検出しましたが, 鮮明ではありません。

顔の検出に失敗しました。

赤い正方形を一瞬表示した後, 表示されなくなります。

1

[設定] メニューで、 問題と診断 に進み、 SpeakerTrack 診断をオンにします。

2

セルフビューを開き、上部の色分けされた四角の表で四角の説明を確認します。

デフォルト設定にリセットする

最後の手段として、ボードを工場出荷時の設定にリセットして問題のトラブルシューティングを行うことができます。 この操作により、ボードからすべてのデータと設定が完全に消去されます。


Board をデフォルト設定に戻すと、現在の登録が失われます。 その結果、デバイスを使用するために新しいアクティベーション コードを取得することが必要になります。 工場出荷時の初期設定へのリセット操作を元に戻すことはできません。


以下の手順に加えて、リセット ピンホールを押して、ボードを工場出荷時設定にリセットすることもできます。 確認のメッセージは表示されず、リセット後はすべてのデータと設定が完全に消去されます。

1

Board の設定メニューを開きます。

2

下部までスクロールして、[工場出荷時状態にリセット]をタップします。