発信者 ID と通話リダイレクト

発信者 ID

Webex アプリがコールを受信すると、発信者を特定し、この情報を着信通話通知、通話中のウィンドウ、および通話の完了後、通話履歴とボイスメールに表示します。

Webex アプリは、着信電話番号とさまざまなソースで見つかった連絡先の電話番号を照合することにより、発信者 ID の検索を試みます。Webex アプリはこの注文で次のソースを使用します。一度それを一つのソースで検出すると、他の場所を検索しようとしません。

1 つのソースで番号の複数のインスタンスを検出した場合、それらのいずれかを選択しようとしません。この場合、発信者 ID は表示されません。

  • 組織のユーザーを含む Webex Common Identity (CI)。

  • 個人および組織の連絡先。個人連絡先は、[連絡先] タブの下に表示されます。

  • ローカルアドレス帳。Windows - Outlook アプリケーション、Mac - Mac 連絡先、iOS - iPhone 連絡先、Android - Android 連絡先。

着信電話番号と一致するものが見つからない場合、アプリは SIP FROM ヘッダーの表示名を使用します。それ以外の場合は、SIP From ヘッダーの SIP URI のユーザ名部分を最後のリゾートとして使用します。

リモートコール制御(デスクフォン制御モード)の場合、XSI イベントの REMOTE-PARTY-INFO から抽出された BWKS ID または内線が使用される XSI 情報が使用されます。remote-party-info が利用できない場合、P-Asserted Identity (PAI) (設定されている場合) が使用されます。

通話リダイレクト

コールがリダイレクトまたは転送された場合、アプリは発信者が誰であるか、どのように転送されたかを通話通知と通話履歴に表示しようとします。

  • 転送された通話: 通話を転送した番号が表示されます。

  • ハント グループ: コールを転送したハント グループの名前が表示されます。

  • コール センター キュー: 通話を転送したキューの名前が表示されます。

  • エグゼクティブ - アシスタント: コールが着信するエグゼクティブの名前が表示されます。

例外:

  • 内線通話キュー コールの場合、エージェントが内線通話相手を呼び出す場合、リモート通話キューの名前は表示されず、通話キューを呼び出すエージェントの名前が表示されます。

他の場所で応答した通話:

同時ルーティングが設定されているハント グループまたはコール キューの場合、別のエージェントがコールに応答した場合、エージェントには通話履歴の別の場所で応答したコールが表示されます。シーケンシャルルーティングのあるハント グループまたはコール キューの場合、別のエージェントが応答した場合、通話履歴に不在着信として表示されます。