Poly デバイスと Yealink デバイスを導入済みの顧客の Webex Calling への移行を支援するために、リクエストにより Poly デバイスと Yealink デバイスを Webex Calling 管理デバイス (Cisco が構成を管理) として使用できます。
サポート対象モデル
デバイス機能:
プロビジョニングと展開
ユーザーまたはワークスペースに割り当て可能
プライマリ回線および共有回線のサポート
監視回線のサポート
標準的な SIP 電話機能のサポート (高度な機能はサポートされていません - 以下を参照してください)
手動展開 (アクティベーション コードや EDOS はサポートされていません)
Control Hub による個々のデバイスのプロビジョニング (一括ではないもの)
ロックされたデバイスの設定 (サードパーティのデバイス管理はできません)
Control Hub によるデバイスの設定はできません (設定のオーバーライドはできません)
限定的な高度な機能 - 以下の機能はサポートされていません
コール パーク内線、ホテリング、複数名通話、エグゼクティブまたはエグゼクティブ アシスタント、電話からの通話録音のコントロール、電話からのコール キュー エージェント、ローカル メディア (ICE)
プロビジョニングと展開:
Control Hub によるプロビジョニング:
デバイスが顧客に展開されると、Poly デバイスと Yealink デバイスは、Control Hub で管理対象デバイスとして MAC アドレスを用いてプロビジョニングできるようになります。 「Control Hub でデバイスを構成し管理する」を参照してください。
Poly デバイスと Yealink デバイスは、他の Cisco デバイスと共に既存のデバイス リストに表示されます。 |
手動展開:
Polycom の場合:
最初に電話を初期化します。
電話を再起動してスタート画面が表示されるのを待ちます。
キャンセル ボタンが表示されるまで待ち、そのボタンを押します。
電話にカウント ダウンが表示されます。 この時間内に限り、キーの組み合わせを押してハード リセット ページに移動できます。
カウントダウン時間内に 1、3、5 を押し続けたまま、パスワード ページにプロンプトが表示されるまで待ちます。
デバイスの MAC ID をパスワードとして入力します (例: 0004f17322ef)。
ソフトキーを使用して、文字/数字の入力モードを切り替えます。
キーパッド ボタンを数回押すと、その他の文字/数字が表示されます。
電話メニューからデバイス設定を手動で更新します。
[メニュー] ボタンを押します。
[設定…] を選択します。
[2. 詳細…] を選択します。
パスワードのプロンプトで 456 を入力し、[Enter] ソフト キーを押します (デフォルト パスワード - パスワードは、電話のオンボーディング プロセスが正常に完了すると変更されます)。
パスワードが 456 以外の既知の値である場合は、その値を入力します。
パスワードが 456 以外で、実際のパスワードが分からない場合は、これより後の手順を実行できず、Webex Calling で使用するためにデバイスを変更できません。
[1. Admin Settings… (管理者設定)] を選択します。
上/下矢印を使用して [TLS セキュリティ]、[TLS アプリケーション]、[プロビジョニング]、[TLS プロトコル] の順に選択し、最後に SSL v2/v3 のチェック ボックスを選択します。
[1. ネットワーク設定…] を選択します。
上/下矢印を使用して [プロビジョニング サーバー...] をハイライトし、[選択] を押します。
上/下矢印を使用して [DHCP メニュー: …] をハイライトし、[選択] を押します。
上/下矢印を使用して、[起動サーバー: …] をハイライトし、[選択] を押します。
上/下矢印を使用して [静的] を選択し、[選択] を押します。
[戻る] を押して DHCP メニューを終了します。
上/下矢印を使用して [サーバー タイプ:…] をハイライトし、[選択] を押します。
右/左矢印を使用して [HTTPS] を選択し、[OK] ソフト キーを押します。
上/下矢印を使用して [サーバー アドレス:…] をハイライトし、[選択] を押します。
数字キーパッドを使用して、次の URL を大文字と小文字を区別して入力します。
EU: https://polycom.broadcloud.eu
EUN: https://polycom-eun.bcld.webex.com
オーストラリア: https://polycom.broadcloud.com.au
カナダ: https://polycom-ca.bcld.webex.com
日本: https://polycom-jp.bcld.webex.com
ピリオドを入力する際は、* キーを使用します (任意のキー モードでキーを 1 回押す必要があります)。
[OK] ソフト キーを押します。
[戻る/左] を 2 回押して [設定を保存] 画面に移動します。
[はい] ソフト キーを押すと、再起動のシーケンスが開始します。
Yealink の場合:
最初に電話を初期化します。
電話機の表面にある [OK] キーを 10 秒間長押しします。 初期化を承認または拒否するためのプロンプトが表示されます。 承認すると、管理パスワードの入力やログインをせずに、工場出荷時設定に復元します。
この手順を実行するには、電話のホーム画面から開始する必要があります。 不在着信の通知など、他にアラートが表示されている場合には、通知を消去してホーム画面に進みます。
電話メニューからデバイス設定を手動で更新します。
[メニュー] > [ステータス] に移動します。
ブラウザーに IP アドレスを入力すると、ログインのプロンプトが表示されます。
デフォルトのユーザー名 (「admin」) とパスワード (「admin」) を使用して (大文字と小文字を区別) デバイスにログインし、[確認] をクリックします。
[設定] タブで [自動プロビジョニング] をクリックします。
プロビジョニング サーバー アドレスを [サーバー URL] フィールドに入力します。
米国: https://yealink.sipflash.com
EU: https://yealink.broadcloud.eu
EUN: https://yealink-eun.bcld.webex.com
オーストラリア: https://yealink.broadcloud.com.au
[確認] をクリックします。
[今すぐ自動プロビジョニング] をクリックします。
デバイスはプロビジョニング サーバーからファイルを要求し、再起動します。 起動プロセスが完了すると、デバイスは BroadSoft BroadCloud PBX ネットワークで使用するためにプロビジョニングされます。 再起動前にステーションの割り当てプロセスが適切に完了した場合、デバイスはステーション固有の割り当てで使用可能な状態で起動します。 適切に完了しなかった場合は、デバイスはデフォルトの未割り当てかつ使用不可な状態で起動し、サイト管理者がステーションの割り当てプロセスを完了するまでこの状態のままとなります。 この場合、サイト管理者に連絡し、問題のデバイスに対してステーションの割り当てを完了するよう要求します。
デバイス情報、分析、サポート:
デバイス情報/分析:
Poly デバイスと Yealink デバイスは Control Hub アナリティクス ダッシュボードには表示されず、通話品質のメトリックは使用できません。
Poly デバイスと Yealink デバイスは Control Hub の [デバイス] タブに表示され、そのステータスが表示されます。
テクニカル サポート (Webex Calling サポート チーム):
通常の TAC チケット プロセスによるサポートです。
SIP 登録確認や基本的な通話機能など、基本的な SIP トラブルシューティング。リモート ログ収集や顧客の syslog 取得機能はサポートしていません。
サードパーティの機能はサポートしていません。
サードパーティの RMA または保証はサポートしていません。
構成のオーバーライドはサポートしていません。